高血圧症の日常生活の注意
高血圧症の日常生活の注意について五つの点を紹介します。
1.定期的に血圧測定をしましょう
2.適正な体重を維持しましょう
標準体重に近づけるようにしましょう。 標準体重の算出方法 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 (例)身長160cmの人の場合 1.6(m)×1.6(m)×22=56.32(kg)
3.急激な温度差に注意しましょう
急激な温度変化は、血圧の上昇をもたらします。外出や入浴の際など、なるべく温度差をなくすよう心がけましょう。寒いと血管が収縮して血圧が上がるので、特に冬の血圧管理には注意が必要です。
4.適度な運動を毎日続けましょう
適度な運動は心臓や肺の働きを向上させ、血液の循環を促進します。適度な運動を継続して行うことで、血圧だけでなく、肥満や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病全般に対して良い影響があります。
ただし、運動中、特に運動開始時には血圧が上がるので、普段の血圧の管理が悪い方や合併症のある方などは、運動が制限される場合もあります。運動療法を実施するときは、医師に相談しましょう。
5.規則正しい生活をしましょう 休養と睡眠を十分にとりましょう。 |