妊娠しやすい体作りためのQ&A
Q.妊娠しやすい食べ物を教えてください。
A.妊娠しやすくするためには、偏食をなくして、栄養バランスの良い食事を摂ることです。血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させる作用があるEPAを多く含むサンマやイワシ、サバなどと、ビタミンEを多く含む玄米や小麦の胚芽、植物油、うなぎなどを摂ると血行がよくなり、妊娠しやすくなります。
Q.タンポポが不妊の人に良いと言われていますが、どうしてですか。
A.最近話題を呼んでいるタンポポのエキスは脳下垂体を直接活性化し、ホルモン分泌を促すからです。良い卵子を作り、不妊症に良い結果が出ています。血液環境が良くなり、生理不順や生理痛も改善します。また、ホルモンのバランスを整えるので、子宮内膜症の改善にもなります。
Q.冷え性は不妊症と密接に関係するの?
A.不妊症の方に冷え症がとても多い。冷え性とは抹消循環不全で血の巡りが悪くなる症状のことで、生理不順なりやすく、卵巣の発育も悪くなります。
Q.妊娠と年齢は関係ありますか?
A.年齢が高くなるにつれて、受精卵の数が減少し、卵子の質が低下したり、受精卵に染色体異常が増えたりします。そのため、年齢によって妊娠する可能性が低下し、流産頻度が上昇します。男性にも年齢的要因はありますが、女性ほどではありません。体外受精の妊娠率も年齢に高くなるにつれて低くなっていきます。
Q.食べ物や生活習慣で妊娠しにくくするものはありますか。
A.ダイオキシン、PCB、ビスフェノール、スズなどの環境ホルモンは、生殖器官をも汚染すると言われています。卵子や精子に直接、悪影響を及ぼすことがあり、能力を低下するばかりでなく、胎児の形態異常につながる可能性があります。 食品添加物、大気汚染物質、また、タバコの煙の中にはダイオキシンをはじめとする発がん物質が含まれています。
Q.太りすぎや痩せすぎは不妊と関係ありますか?
A.肥満で皮下脂肪が増えると排卵異常になりやすい。また、せっかく妊娠しても妊娠中毒にもなりやすく、難産になる可能性もあります。痩せすぎは皮下脂肪が少なく、女性ホルモンが作られにくくなります。男性の場合も食生活に偏りがあると不妊になりやすい。
Q.極端なダイエットは不妊症になりやすいですか?
A.極端なダイエットは体重減少性無月経になることもあり、ダイエット期間が長期に渡るほど妊娠治療が困難になります。
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